かけっこが速くなる!小学生が速く走るコツ・方法をプロ目線で解説

かけっこが速くなる!小学生が速く走るコツ・方法をプロ目線で解説

「みんなより速く走れるようになりたい」「速く走ってかっこ良くなりたい」といった子どもの希望を叶えてみませんか?「別に早く走れなくてもいい」という子どもは、もしかしたら走る楽しさを感じたことがないのかもしれません。ここでは、ドリームコーチングで活躍しているプロのコーチからのアンケートをもとに、小学生がかけっこで速く走るコツをまとめています。ただフォームを教えるだけの練習では、小学生の子どもは飽きてしまいます。ときには一緒に体を動かし楽しむ時間を過ごすことで、結果を出せる練習となり、親子の絆も深まることでしょう。

日本テレビ運営のドリームコーチングは、良質なスポーツ体験を提供するサービスです。
アスリートやプロのコーチから個別で指導が受けられます。
プロのトレーニングを受けてみたい方は、ぜひドリームコーチングの利用を検討してみてください!

無料会員登録する

かけっこで速く走りたい小学生のために親ができることとは

体育でのかけっこの授業や運動会シーズンが到来すると、小学生の中には競争心が湧く子もいれば、足が遅いことに悩む子もいるでしょう。「ほかの子のように速く走れるようになるには、どうしたら良いのか」「かけっこで1位をとりたい」という子どもの悩みを感じると、親としても何かできることはないかと考えてしまいますね。

まずは、親子で取り組める練習からはじめてみませんか。「プロのコーチ直伝」のかけっこの練習方法やメンタルケアについてお伝えします。速く走るコツが効率良く身につくため、ぜひトライしてみてください。

小学生がかけっこで速く走るためのコツ・方法

小学生がかけっこで速く走るための、具体的な練習・方法や注意点をご紹介します。

①動画でフォームのチェック

甲斐好美コーチ梨本真輝コーチなどは、動画でフォームチェックすることも大切と回答しています。自分が実際にどのようなフォームで走っているのかを子どもに確認してもらうため、スマートフォンやビデオカメラで動画を撮ります。客観的に自分が走る姿を見ることで自分の癖を理解しやすく、速く走るための正しいフォームも覚えやすくなるでしょう。
速く走るためには、正しいフォームについて理解を深めることが重要です。

関連記事:かけっこや短距離走に役立つ!速く走る方法と走り方のコツをご紹介

②良い例や悪い例を教える

走るときの姿勢の大切さについて理解してもらうためには、具体的な例を出してイメージを掴むことが重要です。まずはその場で2種類のジャンプをしてもらいましょう。

  • 背筋が曲がった「姿勢の悪いジャンプ」
  • 背筋が伸びた「姿勢の良いジャンプ」

そしてどちらが高くジャンプできたか尋ねると、「姿勢の良いジャンプ」と答えるはずです。ジャンプに限らずかけっこでも、最大限の力を発揮するためには姿勢が重要になります。姿勢を整えることでかけっこが速くなることを伝えると、走るときに子ども自身で意識しやすくなります。

③小学生にわかりやすい言葉で伝える

「走るときの良い姿勢」とはなにかを覚えてもらいましょう。子どもに説明するときには、わかりやすい言葉で伝えることが大切です。

  • 背を高くして走る
  • 後ろに真っすぐ蹴り出した脚と、前に膝を曲げて引き上げた脚で、数字の7の形を作るように走る
  • 首を伸ばし、顔と指先の力を抜く

肩がリラックスした状態になると、肩甲骨まわりと骨盤との連動が滑らかになります。すると力を最大限に活かすことで速く走れる「コストパフォーマンスの良い走り」になります。これをそのまま小学生に伝えても、理解するのは困難です。そのため、「力を抜く」とわかりやすく伝えます。

長い説明も小学生が混乱してしまう原因になるため、ポイントを押さえて短く伝えましょう。

関連記事:自宅で練習できる!かけっこで速く走れるようになるトレーニング方法

④一緒にできる遊びで取り入れる

親子で楽しみながら一緒にできる遊びの中にも、かけっこで速く走る効果が得られるものは数多くあります。走ることが苦手な小学生は、そのほかの運動も苦手な場合が多いため、遊びの中で楽しんで全身を動かしてみましょう。菅野優太コーチ佐藤嵩瑠コーチ渡邉高博コーチなどは次の遊びが良いと回答しています。

  • 鬼ごっこ
  • ボール遊び
  • 縄跳び
  • ケンケンパ

鬼ごっこやボール遊びは瞬発力を高め、走ることに夢中になれる遊びです。南野智美コーチ田村優コーチ中澤優コーチが回答に挙げている縄跳びは、体の軸づくりに役立ち、力の入れ方や抜き方を覚えられます。

なかでも「ケンケンパ」は、とくに取り入れたい遊びです。日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀選手は、「フラット接地を身につけたら記録が一気に伸びた」と語っています。フラット接地とは、かかとを浮かせながら土踏まず付近で地面に接地する方法です。

普段走る際は、かかとからの接地になることが多いため、土踏まず付近で接地する感覚を掴めるようになるには練習が必要です。そこで昔ながらの遊び「ケンケンパ」が役立ちます。ケンケンパをするとかかとから地面に着地するのは難しく、つま先での着地もバランスが悪くふらついてしまいます。ケンケンパでたくさん遊ぶことで安定感のあるフラット接地が自然と身に付き、速く走れるようになるため、ぜひ試してみてください。

⑤子どもの変化を教える

「走る姿勢が良くなってきた」「この前よりも速く走れるようになった」など、練習することで得た変化を伝えてあげましょう。小学生は親がきちんと見てくれていることがわかると、やる気がみなぎり練習に励むようになります。

⑥プレッシャーをかけない

過度な期待はプレッシャーとなり、周りとの比較はプライドを傷つけてしまいます。一番重要なことは「楽しむこと」です。子どもを速く走らせたいからといって、指導に力を入れすぎないように気をつけましょう。

小学生がかけっこで速く走るコツを掴みたいならプロの指導が効果大

親子で取り組める練習方法がわかったことで、何もできずにモヤモヤしていた状態から解放されましたね。より早く、効率的に成果を得たい場合はプロのコーチを頼るのも手です。弱点へのアドバイスは、親と子という近い関係でない方が聞きやすいことも。かけっこのプロに走り方のコツを教わって、子どもが運動会で活躍する夢を叶えましょう。小学生にかけっこが速くなってほしいのなら、効率的に効果の出せるドリームコーチングをおすすめします。


日本テレビ運営のドリームコーチングは、アスリートやプロのコーチから個別のスポーツ指導を受けられるサービスです。

ドリームコーチングなら、お子さんのレベルに合わせて、体操などの気になる種目を一から学べます。

お近くにスクールや教室が少ない方や、個別スキルを伸ばしたい方、また苦手を克服したいお子さんにもおすすめ!スポーツの個別指導ドリームコーチングを検討してみてください。

無料会員登録する

この記事をシェアする